やましなさん

駆け出して5メートル

おすすめポイント

森田美紅さんは、二十歳の若きやましなさん。

大学で英語を学びながら、サークルのバンド活動に加え、フェスのスタッフ、山科青少年活動センター(やませい)で学習支援のボランティアをしています。

インタビュー

・フェスについて教えてください。

“GLF”(Great Luck Festival)というフェスで、京都発の4ピースロックバンド“GreenWorld”が主催しています。「あなたの未来が変わる素敵な出会いがありますように」という想いを込めた、人との繋がりをテーマにしたフェスです。音楽だけじゃなく、路上アーティストや面白いお店、団体などが集まります。自分自身バンド活動をしていて音楽は好きですし、お客さんとしてフェスに参加してみて、「今度は自分が届ける側になりたい」と思ってフェスの企画運営スタッフになりました。メンバーはみんなとても個性的で、新しい世界に飛び込んだような気持ちになりました。

・やませいで学習支援のボランティアを始めたきっかけは?

色々悩んでいる時期にふと立ち寄ったイベントで、多くの活動的な人と出会って刺激を受けて、自分も何か始めようと思いました。せっかくなので、生まれ育った山科で何かしたいと思って、色々探しました。子どもと関わるアルバイトをしているのもあって、もっと子どもと関わりたいと思い、やませいでボランティアをすることにしました。

見た目はやんちゃそうな子でも中身は純粋な子を見て、一人ひとりとちゃんと向き合うことって大切だなと思いました。

・勉強しながら色々活動して、大変じゃないですか?

忙しいですけど、居場所が増えて楽しいです。もしどれかが行き詰まっても、他に居場所があるって考えると気持ちが楽になりますしね。

・山科の良い所、悪い所を教えてください。

やっぱりご近所付き合いがあるのは良いですね。前のフリーペーパーに載っていたお米屋さんの居初さんなんかは、小さいころからお世話になっていますし、お米を宅配してもらった時によくお話しています。悪い所は、山科にずっと暮らしている人にも知られていない地域の事が多い所です。もっともっと知っていきたいし、どんどん発信していってほしいです。それと、悪いイメージを持たれていること。でも山科に住んでいて、山科が嫌いっていう人は見たことがないし、ほとんどいないと思います。

山や川で遊んだり、ちょっと電車で買い物に出かけたり、都会と田舎のいいとこ取りができる街だと思いますよ!

・駆け出して5メートルって、どういう意味ですか?

フェスのスタッフも、ボランティアも、まだまだ始めたばかりなので、これから10m、20mとどんどん進んで行くぞ!って気持ちも込めて。あ、ちなみにゴールはないです。ゴールしちゃったらもう面白くないじゃないですか。だから何kmでも行きます!(笑)

更新日:2020年11月20日
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