勧修寺
おすすめポイント
勧修寺(かじゅうじ)は、京都市山科区にある真言宗山階派の大本山で、山号は亀甲山と称します。寺名は「かじゅうじ」と読み、周辺地名の「勧修寺」は「かんしゅうじ」と読みます。勧修寺の起こりについては、いくつかの説があるようです。
●宇多天皇女御である藤原胤子(たねこ・いんし)の発願により、胤子の外祖父である宮道弥益の邸宅跡に寺を建立した。
●醍醐天皇が若くして亡くなった母・藤原胤子を弔うために外曾祖父である宮道弥益の邸宅を寺に改めた。
●醍醐天皇が母・藤原胤子の御願を継いで宮道弥益の邸宅を寺として建立された。
いずれにしても、宮道弥益(みやじのいやます)の邸宅があった地に寺を建立したことに変わりはないようです。この宮道弥益の邸宅こそが、『今昔物語集』にみられる藤原高藤と宮道列子が出会い、藤原胤子が誕生したとされる地です。藤原高藤の諡号(しごう)から、勧修寺と号します。
インタビュー
【自然豊かな勧修寺】
まず、山科の南の方にある勧修寺に行ってきました。お寺の方がパンの耳をくださったので、池にいた鯉・カモ・アオサギにあげました。勧修寺は広くて、いろいろな植物を見ることができました。