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「賃貸」vs「持ち家」
2024.11.05
不動産屋さんに相談すると「ローン返済は資産になるが、家賃は何も残らない」と言われることが多いですが、賃貸と持ち家それぞれにメリット・デメリットがあります。ここでは、それぞれの特徴を理解していただくために、代表的なメリットとデメリットを列挙します。
賃貸のメリット
- 住み替えが簡単:
- お仕事や家族の成長に合わせて転居しやすい。
- 都心の一等地に住むハードルが低い:
- 購入するよりも都心の高価なエリアに住むことが可能。
賃貸のデメリット
- 「完済」がない:
- 賃料分の負担がずっと続き、ローンのように支払いが終わることはない。
- 高齢になると借りにくくなる:
- 高齢者は入居審査が通りにくくなるため、希望の物件に住めない可能性がある。
購入のメリット
- 資産が残る:
- 住宅ローンを完済すれば、その物件は資産として残る。
- 生命保険としての機能:
- 多くの住宅ローンには生命保険が付帯しており、ローン名義人に万が一のことがあっても家族に家を残せる。
- リフォームの自由:
- 自分の所有物なので、自由にリフォームや改装が可能。
購入のデメリット
- 引っ越しが大変:
- 購入した物件を売却したり、新しい物件を購入したりする手間がかかる。
- 維持管理に手間と費用がかかる:
- 物件の維持や修繕に自分で責任を持たなければならない。
- ご近所付き合いの必要性:
- 持ち家の場合、近所付き合いが重要になることが多い。
賃貸と持ち家の比較
賃貸は、若くてライフスタイルが流動的な時期には特に向いています。例えば、仕事の異動や家族の成長に伴う住み替えがしやすいです。また、都心の一等地に住むためのハードルが低く、まとまった現金や大きな住宅ローンの準備が不要です。
一方、賃貸のデメリットは、家賃の支払いが一生続くことです。特に老後も賃貸で暮らす場合、長期間の家賃支払いに対応できる貯蓄が必要です。また、高齢になると賃貸物件を借りるのが難しくなることもあります。
持ち家の最大のメリットは、資産として残ることです。住宅ローンには生命保険が付帯していることが多く、ローン名義人に万が一のことがあっても家族に家を残せます。さらに、リフォームなど自由に変更ができる点も魅力です。
しかし、持ち家には維持管理の手間や費用がかかる点がデメリットです。また、ご近所付き合いが必要になることも多く、これが負担になることもあります。
まとめ
賃貸と持ち家のどちらが良いかは、一概に決められるものではありません。ご自身の現状やライフプランを考慮して、最適な選択をすることが重要です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、状況に応じて最良の選択をしてください。
このブログが皆様の参考になれば幸いです。不明点やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。