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いざ販売活動!買主様集客の様々な方法

不動産の販売活動を開始する際には、売主様の大切な不動産をどのようにして買主様に届けるかが重要です。ここでは、不動産会社が買主様を集客する代表的な方法について説明します。

買主様を集客する代表的な方法

1. チラシの配布

不動産の販売促進方法として古くからある手法です。チラシをきっかけに多くの買主様が物件に興味を持ちます。以下の方法で配布します。

  • ポスティング
    1軒1軒のポストに手でチラシを投函します。代行業者を使うこともありますが、営業担当者が自ら投函することもあります。
  • 新聞折り込み
    新聞購読者向けにチラシを新聞に折り込む方法です。購読者が減少しているものの、まだ有効な手段です。ただし、費用が高いため、タイミングを見計らって実施します。

2. ポータルサイトへの掲載

近年、インターネットの不動産ポータルサイトへの掲載は欠かせない手法となっています。以下のメリットがあります。

  • 24時間365日閲覧可能
    不特定多数の買主様がいつでも物件情報を閲覧できます。
  • ページ閲覧数のデータ分析
    閲覧数のデータをもとに市場の動きを把握し、次の販売戦略を立てることができます。

3. レインズへの掲載

レインズ(Real Estate Information Network System)は全国の不動産会社が利用できるシステムです。以下のような役割があります。

  • 全国の不動産会社に情報を共有
    他の不動産会社の協力を得て、広範囲に買主様に情報を届けます。
  • 義務掲載
    専任媒介契約・専属専任媒介契約では、レインズへの掲載が義務付けられています。

4. 過去のお問い合わせ頂いた買主様へのご紹介

以前に他の物件に問い合わせをいただいた買主様にも、新しい物件を紹介します。条件が合致すれば、再度検討していただける可能性があります。

販売活動の進め方

不動産会社は上記の方法を駆使し、できるだけ多くの買主様に物件情報を届けます。通常、1ヶ月もあれば広範囲に告知を終えることができます。

内覧が発生しない場合の対策

もし、内覧が全く発生しない場合は、以下の理由が考えられます。

  • 価格が相場より高い
    価格が現在の市場相場よりも高すぎる場合、内覧が入らないことがあります。
  • 囲い込みの可能性
    依頼している不動産会社が他社の介入を防ぎ、自社での取引を優先する「囲い込み」を行っている可能性があります。

まとめ

販売活動が順調に進まない場合、不動産会社に内覧が入らない理由をしっかり確認し、適切な対策を講じることが重要です。売主様が納得のいく売却を実現するために、不動産会社と連携しながら販売戦略を見直しましょう。

更新日:2024年6月15日
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