ブログ

不動産売却でライフラインを解約するタイミングとは?

2025.01.05

不動産売却では、自身の所有する権利や契約、荷物をすべて放棄・処分して、買主に引き渡さなければなりません。その際、電気やガス、水道といったライフラインをいつ解約すべきか迷うことがあるかと思います。のんびりしていると引き渡しに間に合わなくなるかもしれませんし、急いで解約してしまうと生活に支障が出ることもあります。そこで、不動産売却におけるライフラインの最適な解約タイミングを種類別に紹介いたします。

住み替え後すぐにライフラインを解約するのはおすすめしません

不動産売却で買主が見つかるよりも先に、売主の住み替えが完了している場合、住み替えのタイミングに合わせてライフラインを解約しようと考えるかもしれません。しかし、これは不動産売却にマイナスな影響を生むことがあります。以下に、ライフラインごとの解約タイミングを説明します。

電気を解約するタイミング

電気は、買主が決定した後に解約するのがベストです。不動産売却には内覧が必要ですが、夏の暑い時期や冬の寒い時期には空調設備が欠かせません。また、照明も内覧に必要です。内覧の際に不快な環境であったり、暗くて物件の状態がよく見えなかったりすると、悪い印象を持たれてしまう可能性があります。快適な内覧を提供するために、買主が決まるまでは電気を契約したままにしておきましょう。

ガスを解約するタイミング

ガスは、内覧および住宅の維持管理に影響しないため、任意のタイミングで解約して問題ありません。住み替えが完了したタイミングで解約するとよいでしょう。

水道を解約するタイミング

水道も電気と同様に、買主が決定した後に解約するのがベストです。水道を止めると、下水の臭いが上がってきたり、売却中の清掃ができなくなったり、寒い地域では水道管が凍結する恐れがあります。快適な内覧を提供し、住宅の維持管理を行うためにも、買主が決まるまでは水道を契約したままにしておきましょう。

ライフラインの解約手続きには1週間程度かかる

ライフラインの解約は、インターネット申請や電話で手続きを開始できます。解約完了までに約1週間程度の時間がかかりますので、引き渡し日に間に合うように計画を立てましょう。解約時には基本的に立ち合いは不要ですが、屋内にメーターが設置されている場合は立ち合いが必要になることがあります。

まとめ

ライフラインの解約タイミングは、不動産売却のスムーズな進行に大きく影響します。住み替え後すぐに解約するのではなく、買主が決まるまでは電気や水道を契約したままにしておくことをおすすめします。快適な内覧環境を提供し、スムーズに不動産売却を終わらせるために、ぜひこのガイドを参考にしてください。

 

このブログが皆様の参考になれば幸いです。不明点やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

SHARE

ブログへ戻る