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一戸建て見学時のチェックポイント
2024.10.25
一戸建ての見学時には、物件の状態を簡易的に診断するポイントをしっかり確認することが重要です。特に注意すべき点について以下にまとめましたので、参考にしてください。
基礎のチェックポイント
- ヒビ割れ
- 0.5mm以上のヒビは要注意。
- 近くに集中しているヒビ、水平方向のヒビ、基礎全体を縦断するヒビは特に注意。
- 不自然な雨染み
- 雨が降っていないのに濡れている場合や、濃い雨染みがある場合は内部の水漏れの可能性あり。
- 錆び汁、爆裂現象
- 基礎に鉄錆のような痕跡がある場合は、鉄筋の劣化を示し、内部への浸水が疑われる。
- 蟻道
- シロアリが作る土色のトンネル状の通り道がある場合は、シロアリがいる可能性が高い。
外壁のチェックポイント
- ヒビ割れ、継ぎ目の劣化
- 防水性を損なうような劣化がないか確認。
室内のチェックポイント
- 窓・ドアの建付け
- 開閉がスムーズか確認。
- 床の沈み込み、金属音
- 踏んだ際に沈み込んだり、金属音がする場合は、建物全体の傾きや歪み、基礎の不具合が考えられる。
- 床下のチェック
- キッチンや洗面所の点検口があれば、水漏れや蟻道、不自然な染みや下水臭がないか確認。
壁と天井のチェックポイント
- 雨漏り、過度な結露
- 壁紙に波紋状の跡、不自然な浮き、剥がれがないか確認。柔らかく感じる場合は劣化が進んでいる可能性あり。
- 壁紙のヒビ割れ
- ギザギザのヒビは要注意。うっすらと直線状のヒビは湿度による影響で生じることが多く、あまり気にする必要はない。
まとめ
一戸建ての見学時には、基礎や外壁、室内の様々なポイントを確認することが重要です。特に、不具合を見つけた場合は、専門家に調査を依頼することを検討すると良いでしょう。このガイドを参考に、不動産見学を行い、安心して購入を進められるようにしてください。