ブログ
不動産売却の注意点をまとめて紹介
初めて不動産売却を行う方は、必ず成功させたいと考えます。しかし、事前準備を怠り手探りで進めてしまうと失敗することもあります。不動産売却を成功させるためには、注意点を理解してから行動することが重要です。本記事では、不動産売却でよくある失敗をもとに、注意点を詳しく説明します。これを参考に、不動産売却を成功させましょう。
1. 不動産売却のよくある失敗
まず、よくある失敗を把握しておきましょう。以下のポイントに注意してください。
【よくある失敗】
- 不動産の相場を調べなかった結果、相場より安く売ってしまった
- ネームバリューだけで不動産会社を選んだ結果、思うように売却活動が進まなかった
- 契約内容を理解せずに媒介契約を締結した結果、売却期限に間に合わなかった
- 不動産仲介会社に任せきりにしてしまい、想定よりも利益を出せなかった
失敗するポイントはいろいろな場面に潜んでいます。次に、不動産売却を成功させるための注意点を解説します。
2. 注意点【事前準備編】
【注意点①:住宅ローン完済の目途を立てておく】
不動産売却を行う際には、「売買契約の決済が完了するまで」に住宅ローンを完済しなければなりません。住宅ローンが残っている場合、売却で得た代金からローンを返済するか、事前に完済するか決めておきましょう。
【注意点②:不動産売却には平均3~6ヶ月かかると理解しておく】
不動産売却には時間がかかります。査定、媒介契約、売却活動、売買契約、引き渡しそれぞれに時間が必要です。最低でも3ヶ月以上はかかるため、余裕を持ったスケジュールを立ててください。
【注意点③:売主側も費用がかかると覚えておく】
不動産売却には、仲介手数料や税金などの費用がかかります。事前に計算して売却価格を決めなければ、逆に損する可能性もあります。
3. 注意点【媒介契約~売却活動編】
【注意点①:不動産仲介会社は選ぶ場所によって特徴・性格が違うと理解しておく】
不動産仲介会社にはそれぞれ特徴や性格があります。大手だけでなく、地元に詳しい中小の会社も検討し、口コミや実績を参考に比較検討しましょう。
【注意点②:媒介契約の内容をしっかりと理解しておく】
媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。それぞれの契約内容を理解し、不動産仲介会社と連携して動くことが重要です。
【注意点③:瑕疵(不動産の欠陥)を必ず買主に伝える】
不動産に問題がある場合、必ず買主に伝えてください。マイナス要素を伝えずに売却するのは法律違反ですので、隠さずに不動産売却を行いましょう。
4. 注意点【売買契約~引き渡し・確定申告編】
【注意点①:売買契約書は隅々まで目をとおす】
売買契約書に書かれている条件を見ずに契約すると、後から不利な条件に気づくことがあります。契約書は隅々まで確認し、納得してから契約に同意してください。
【注意点②:引き渡しまでに引越しを済ませる】
不動産の引き渡し時には、不動産を空にした状態で渡す必要があります。引き渡し日前日までに引越し・移動を完了させましょう。
【注意点③:確定申告は必ず申告する】
不動産売却を行うと確定申告が必要です。利益が出ていない場合でも、必ず確定申告を行いましょう。確定申告の期間は、不動産売却が完了した翌年の2月16日~3月15日です。
不動産売却は、事前準備と適切な対応が成功の鍵です。不動産仲介会社に任せるだけでなく、自分自身でも注意点を把握し、計画的に進めましょう。本記事を参考に、不動産売却を成功させるための準備を進めてください。