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不動産の基礎知識⑤~仲介手数料

不動産仲介業者は、売り手や買い手との仲介業務を行います。

具体的には、不動産物件の情報提供や案内、売買契約書の作成や交渉、引き渡しまでの手続きなどを行います。また、物件の査定や価格交渉などにも関わることもあります。

これらの仲介業務を行うことで、不動産仲介業者は手数料を受け取ることができます。手数料は、売主側と買主側のそれぞれから支払われることがあります。通常は、物件価格の一定割合や定額として取られます。

宅地建物取引業法という法律で仲介手数料の上限額が定められています。

手数料は物件価格によって異なっています。

不動産の売買額が400万円を超えた場合
物件価格(税抜)×3%+6万円(税別)

不動産の売買額が200万円超~400万円以下の場合
物件価格(税抜)×4%+2万円(税別)

売買代金が200万円以下の場合
物件価格(税抜)×5%(税別)

 

不動産仲介業者は、売り手や買い手の要望を理解し、スムーズに取引を進めることを目的としています。

また、不動産市場の情報に詳しく、物件の相場や需要動向などの情報提供も行います。不動産取引においては、不動産仲介業者の役割は非常に重要であり、手数料がかかる場合でも、多くの人々が利用しています。

更新日:2023年3月5日
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