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不動産売却したお金はいつ入金されるの?
こんにちは、インサイトハウスです!
不動産を売却すると、売却代金が手に入りますが、どのタイミングでお金が振り込まれるのか気になる方も多いでしょう。今回は、不動産売却での代金入金タイミングについて分かりやすく説明します。スムーズなお金のやり取りを行うための基礎知識として、ぜひご覧ください!
1. 不動産売却で入金されるタイミングは2つ
不動産売却における売却代金は、「手付金」と「残代金」の2つに分けて入金されます。
手付金とは、買主が「この不動産を買います」という意思を示し、他の人に売らないようにするために支払うお金です。一般的に売却価格の5%程度が手付金として入金されます。万が一、契約が解除された場合、契約解除者が違約金を支払います。
残代金とは、売却代金から手付金を差し引いた金額で、最終的な契約が決まった後に入金されます。
2. 手付金が入金されるタイミング
手付金が入金されるのは、売買契約を結ぶタイミングです。
【全体の流れ】
- 不動産会社に査定依頼
- 媒介契約を結ぶ
- 売却活動
- 売買契約を結ぶ ←ここで手付金が入金されます
- 不動産の引き渡し
- 確定申告・納税
売買契約時に売主と買主が面会し、売買契約を締結した後に手付金が支払われます。手付金は現金または銀行振り込みで一括で入金されることが一般的です。
3. 残代金が入金されるタイミング
残代金が入金されるのは、不動産の引き渡しを行うタイミングです。
【全体の流れ】
- 不動産会社に査定依頼
- 媒介契約を結ぶ
- 売却活動
- 売買契約を結ぶ
- 不動産の引き渡し ←ここで残代金が入金されます
- 確定申告・納税
引き渡しが完了した後、買主が金融機関を通じて残代金を銀行振り込みで入金します。残代金は一括で入金されるため、すぐに入金額を確認できるのが特徴です。ただし、金融機関によっては振込までに数日かかる場合もあるため、事前に売主と買主で入金にかかる時間を共有しておくことをおすすめします。
4. 売主が契約キャンセルすると逆に費用を支払わなければならない
手付金を受け取った後に売主の事情で契約をキャンセルする場合、買主から受け取った手付金と同額の費用を違約金として追加で支払わなければなりません。例えば、100万円の手付金を受け取っていた場合、200万円を返す必要があるため注意が必要です。
以上、不動産売却での代金入金タイミングについてご説明しました。不動産売却では、手付金と残代金の2回に分けて入金されること、手付金は現金または銀行振込、残代金は銀行振込が一般的です。お金の動きがよく分からなかった方は、この記事を参考にしてみてください。