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2023.03.08
不動産の基礎知識⑤~仲介手数料
不動産仲介業者は、売り手や買い手との仲介業務を行います。 具体的には、不動産物件の情報提供や案内、売買契約書の作成や交渉、引き渡しまでの手続きなどを行います。また、物件の査定や価格交渉などにも関わることもあります。 これらの仲介業務を行うことで、不動産仲介業者は手数料を受け取ることができます。手数料は、売主側と買主側のそれぞれから支払われることがあります。通常は、物件価格の一定割合や定額として取られます。 宅地建物取引業法という法律で仲介手数料の上限額が定められています。 手数料は物件価格によって異なっています。 不動産の売買額が400万円を超えた場合 物件価格(税抜)×3%+6万円(税別) 不動産の売買額が200万円超~400万円以下の場合 物件価格(税抜)×4%+2万円(税別) 売買代金が200万円以下の場合 物件価格(税抜)×5%(税別) 不動産仲介業者は、売り手や買い手の要望を理解し、スムーズに取引を進めることを目的としています。 また、不動産市場の情報に詳しく、物件の相場や需要動向などの情報提供も行います。不動産取引においては、不動産仲介業者の役割は非常に重要であり、手数料がかかる場合でも、多くの人々が利用しています。
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2023.03.06
不動産の基礎知識④~建築基準法や都市計画法
建築基準法や都市計画法に基づき、建物や敷地には規制があります。 建築基準法は、建築物の安全性や衛生上の問題、環境保全などを保障するための法律です。建築物の構造や設備、耐震性などに関する基準を設けており、建築物の新築や改修、解体に際しては、これらの基準を遵守することが求められます。 都市計画法は、都市や地域の計画を策定し、それに基づいて土地利用や建築物の設置、改修などを管理する法律です。市街化区域や市街化調整区域などが設けられており、これらの区域においては、建物や敷地の利用について、都市計画法に基づいた制限が課せられることがあります。たとえば、都市計画区域内においては、建物の高さや容積率、敷地面積などについて制限が設けられています。 これらの規制は、建物や敷地の所有者や利用者が法律を遵守し、規制を守ることで、社会的に望ましい環境を確保するために重要です。また、不動産取引においては、これらの法律に基づいた規制を遵守することが、トラブルを避けるためにも重要です。
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2023.03.04
不動産の基礎知識③~不動産物件の価格
不動産物件の価格は、地価や市況によって変動します。不動産物件の価格は、その物件が立地する場所の地価や、その地域の需要・供給バランスなどに影響を受けるためです。 たとえば、都市部においては、交通アクセスが良く、商業施設や公共施設が集積する地域ほど、地価が高くなります。また、需要が高まると、価格が上昇する傾向があります。逆に、需要が低下すれば、価格が下落することもあります。 また、不動産市況も不動産物件の価格に大きな影響を与えます。景気の好不況や金利水準、不動産市場全体の動向などが、不動産価格に影響を与える要因となります。景気が良くて需要が高まると、不動産価格も上昇し、景気が悪くなると、需要が低下して価格が下落する傾向があります。また、金利が低い時期は、不動産購入の需要が高まるため、不動産価格が上昇することがあります。 不動産物件の価格は、市況や地価などの要因によって大きく変動するため、不動産取引を行う際には、その時点での市況や地価を考慮した価格設定が重要となります。また、市場動向を的確に読み取ることが、良い不動産物件の選択や、購入・売却タイミングの判断につながります。
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2023.03.03
不動産の基礎知識②~所有権の譲渡
所有権の譲渡には登記が必要なその理由は、不動産の取引において所有権の譲渡が確実で公正に行われるようにするためです。 不動産は、他の財産と違って、物理的な移転が簡単ではなく、また、所有権の譲渡に関する手続きが煩雑であるため、所有権の譲渡に際しては、登記簿に登録することで効力を持つようになっています。 具体的には、不動産の所有権移転が発生した場合、譲渡者と受渡人が売買契約書を作成し、その契約書を基に、司法書士や行政書士が登記の申請を行います。その後、登記簿に譲渡人から受渡人への所有権移転の事実が記載され、登記が完了することで、受渡人が新たな所有者として扱われるようになります。 このように、登記によって所有権の移転が公になり、不動産取引において信頼性や公正性を確保することができます。 また、登記によって、所有権移転が完了するまでの間に他の人が同じ不動産を購入することを防ぐこともできます。 当社では所有権移転に伴う手続き全般をサポート、司法書士のご紹介を行っています。お客様が安心して不動産売買のお取引が完了しますようにお手伝いさせていただきます。
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2023.03.02
不動産の基礎知識①~不動産売買の合意
不動産売買においては、売主と買主の双方が合意することが必要です。この合意は、契約書によって明確にされます。 契約書には、物件の詳細な情報や売買条件などが記載されます。売主と買主は、契約書に署名し、合意した条件に基づいて物件を売買することになります。 また、契約書には物件の引き渡し日や支払い方法なども明確にされます。これらの条件が契約書に含まれているため、売主と買主は契約書に従って売買を行うことが求められます。 不動産売買においては、契約書による合意が非常に重要であり、売主と買主は契約書の内容について慎重に検討する必要があります。
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2023.03.02
インサイトルポ御所西~マンション外観
こんにちは、インサイトハウスの椙尾です。 今日は朝から雪が降る寒い1日でしたね インサイトルポ御所西は足場も外され外観が見えるようになりました。 今回は街並みに合わせ、和モダンをイメージした外観になっています まだ完成していませんが、マンション入り口までのアプローチは石畳をイメージしています! イメージが伝わるといいな…と私もドキドキしながら完成を待っています
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2023.02.13
【リフォーム事例】見せ梁の天井
柱と梁は建築物には欠かせない部材で、今も昔も変わりません。特に梁は天井の裏などに隠れてしまう部分であまり馴染みはないと思います。 この梁をデザインとしてあえて見せることもできます。古民家などに使用されている梁は今ではなかなか手に入らない太いものだったり、まっすぐに加工されてない少し特徴的に曲がったものだったりします。 見せることを前提にしていなかったのですが、これをあえて見せることで、天井の高さを確保できたり、天井空間のアクセントとなったり、経年相応の風合いを愉しむことができます。 また、新築においても天井高とったり、吹き抜けなどのアクセントとして最初から見せることを前提に設計することも可能です。
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2023.02.02
【リフォーム事例】無垢の床材
無垢材の最大の魅力は、木本来の質感や風合いがそのまま残り、温もりある肌触りを感じられること。 接着剤を使用しないため、化学物質に敏感な方にも安心できる素材です。また、木の性質により湿気の多い時には空気中の水分を吸い、湿気が少なければ放出するという調湿作用もあります。 無垢材には大きく分けると、針葉樹と広葉樹に分類することができます。針葉樹は、スギ、ヒノキ、パインなどで軽くやわらかいためその肌触りの良さが特徴です。 広葉樹は、オーク、チーク、ウォールナットなどがあり、硬いので強度があり傷がつきにくいのが特徴です。 ブラックウォルナットは無垢材でありながら茶褐色の深い色を持っているのが特徴です。 スギは比較的安価です。逆にウォルナットやチークは高価になっています。 硬さや色味、その木目の強さ、価格などで多くの樹種があり商品も豊富なバリエーションが揃っています。